任意一括対応とは
任意一括対応とは
任意一括対応とは、加害者側の任意保険会社が被害者の治療費を直接病院に支払ったり、本来2つの保険会社から支払われる損害賠償金をすべてまとめて支払ったりしてくれるサービスです。
任意一括対応とは?内容とメリット
任意一括対応の内容
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加害者側の任意保険会社が、被害者の治療費を病院に直接支払ってくれる
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本来、加害者側の自賠責保険・任意保険それぞれから支払われる賠償金を、すべてまとめて加害者側の任意保険会社が支払ってくれる
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後遺障害認定では、加害者側の任意保険会社が申請手続きをほぼすべてしてくれる
任意一括対応のメリット
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通院するたびに治療費を支払う手間が省ける
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立て替えた治療費をのちほど加害者側に請求するために、診療報酬明細書などを保管する手間が省ける
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治療費立て替えの負担を考えて高額な治療を諦めることを防げる
任意一括対応をしてもらう場合に注意すべきこと
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任意一括対応による治療費支払いが打ち切られることがある
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治療費以外の賠償金の支払いは基本的に示談成立後になる
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後遺障害認定の対策が十分にできない場合がある
任意一括対応が拒否されるケース
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被害者側の過失が大きい場合
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加害者が示談代行サービスを使わない場合
任意一括対応をしてもらうまでの流れ
任意一括対応は、被害者が個人情報の取扱いに関する同意書にサインしたのち始められます。
ただし、事故直後などまだ任意一括対応の手続きが完了していない段階で受診した場合は、一時的に被害者側が治療費を立て替える場合があります。
任意一括対応のための同意書の内容は、基本的に以下の通りです。
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被害者の治療内容や治療の経過、既往症について、任意保険会社が病院や整骨院に確認することに同意する
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上記の確認をとるために、任意保険会社が病院や整骨院に、被害者の情報を提供することに同意する
加害者側の任意保険会社が被害者の治療費を把握するために必要なことです。
治療内容は個人情報にあたるため、事前に被害者の同意を得たうえで、病院・保険会社、整骨院・保険会社間で共有されるのです。
まれに同意書が任保険会社から送付されいるのに返信をしていない方がいますが、任意一括対応を望む場合には必要な書類となります。